目次
特別な意味合いを持つ「縞模様」
ヨーロッパと日本では意味が真逆!
縁起の良い伝統模様~線文様の曼荼羅アート、いろんな線模様の描き方
1、「縞模様」は中世ヨーロッパでは、縞は悪魔の模様だった。
2、本当は怖い「ウォーリーを探せ」!
ウォーリーは極悪殺人鬼だった?
3、島→「縞」の字をあてるようになった。
4、江戸時代には、縞模様は「粋」、と流行した。
5、日本の「縞」は縦縞・横縞・格子縞がある。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B8%9E%E6%A8%A1%E6%A7%98
https://www.somesho.net/shop/163/
「縞模様」は中世ヨーロッパで悪魔の模様、犯罪者の服
「ウォーリーを探せ」は実は子供を25人殺した脱獄犯?
縞模様は中世ヨーロッパでは
悪魔の模様でした!
元々は犯罪者、異端者等に
縞模様の服を着せる事も多かったようです。
その影響で囚人服にも縞模様が用いられました。
画像:https://www.re-port.net/article/news/0000054179/
そう、世界的に流行した
あの「ウォーリーを探せ」も!
ウォーリーのボーダーシャツは、当時
イギリスで精神病院に入った
囚人が着せられていた服・・・
ってご存じでしたか?
「ウォーリーを探せ」は1987年に
イギリス人イラストレーター、
マーティン・ハンドフォードによって
イギリスで出版された絵本です。
そして世界中で有名になりました。
日本版の版元はフレーベル館で
シリーズ名は『ウォーリーのえほん』。
たくさんの人が入り乱れた絵の中から
ウォーリーなどを見つけ出す絵本です。
ウォーリーには実在するモデルがいる
と言われています。
それもなんと、殺人を犯した脱獄囚!
30年以上前のはなしですが
イギリスで8歳の少年が行方不明となり
遺体となって発見されました。
犯人は、ジム・ジャックという男。
ジムは過去にも
20人以上の子供を殺害した精神異常者で、
裁判では責任能力がないと
精神病院に収容されたのです。
ジムは数年後に警察病院から脱獄。
指名手配の身となりましたが
現在も捕まっていません。
そして後に出版されたのが、
「ウォーリーをさがせ!」
ジム(=ウォーリー)を探さなければ大変!
子供たち、気を付けて!
と、絵本が出版されたというわけです。
都市伝説みたいなものですけどね。
どうおもいますか?
しかし、この話にはさらに根拠があり
絵本に登場するウォーリー親衛隊の
25人の子供達・・・
ウォーリーとそっくりの囚人服を思わせる
ボーダーシャツをお揃いで着用し、
ウォーリーも後を追う姿。
「25人の子供」
ジムが殺害した子供達の数に
一致しているそうです。
こ、こわいにゃ~
・ウォーリーのボーダーシャツ
>当時イギリスで精神病院に入った
囚人が着せられていた服。
・ウォーリーのバックパッカー的な格好
>世界中に逃亡しているかも、
というメッセージ?
・ステッキは
凶器を持っているかもというサイン
・メガネと帽子は
変装の可能性があるというサイン
ちなみにウォーリーはイギリス国内を出て
絵本の中で世界を観光し続けています。
日本にも来てましたよね。
ジムが日本にいるかもしれないってこと?!
・・・と、いうことで
これを信じるか、信じないかは
あなた次第w
参考:https://matome.naver.jp/odai/2148296312038538101
「縞」しまの語源は「島」だった
縞文様とは?
シンプルな縦じまで表現される文様。
江戸時代までは「しま」という呼び方は無く
「筋」(すじ)と呼ばれていました。
当時は織物で経糸・緯糸によって
織られることで生み出される文様が
ほとんどだったようです。
そのご、16世紀の南蛮貿易で
印度や東南アジア産の縞織物が渡来し
「島渡りの布」「島物」と呼ばれて流行。
そこから次第に、
島→「縞」の字をあてるようになった。
というのが語源だと伝えられています。
江戸時代には、
縞模様は「粋」でオシャレで
とても流行し、重宝されました。
浮世絵にも縞の着物は
とても多いですね^^
縞は日本では「粋」で「おめでたい」模様です
日本の「縞」には
縦縞・横縞・格子縞
があります。
海外では「ストライプ」と言います。
同じ模様ですね。
日本においては
特別な意味合いを持つ格式の高い縞模様に
紅白幕、鯨幕、五色幕などがあります。
・紅白幕(赤と白)
あっ、ウォーリーの服と同じ!
でも日本では紅白幕はお祝いで使います。
入学式や卒業式など慶事全般に使います。
ヨーロッパとは真逆のイメージですね。
・鯨幕(黒と白)
紅白幕よりもさらに格式が高い縞です。
鯨は背の部分が黒く、お腹の部分は白。
この連想で、この白黒の幕を鯨幕と呼びます。
古来、黒色は高貴な色とされていたので
神事では古くから白黒の鯨幕が
使用されてきました。
お葬式のイメージがあるかもしれませんが
あれは冠婚葬祭の業者さんが
割と最近、使うようになっただけです。
本来は、弔事・慶事に関係なく使用され
皇室では慶事にも使用するそうです。
出雲大神宮の大祭でも鯨幕を張ります。
紅白よりも格式が高い縞模様なんです。
ちなみに、「青白幕」もあります。
青と白の幕を使うのは地鎮祭の時です。
縞模様は「粋」。
極めれば、それだけ奥が深い。
面白いですね!
いろんな縞模様を描いてみよう
縞模様にはいろんな種類があります。
それぞれに名前があって、おもしろいですよ。
棒縞、大名縞、千筋、万筋、子持ち縞、両子持ち縞
やたら縞、よろけ縞、滝縞、両滝縞、かつお縞・・・
動画で詳しく解説しているので、覚えて描いてみましょう。
いかがでしたか?
最後に塗り絵をプレゼントします。
どこに何縞があるか?
復習しながら色を塗っていくと
楽しく脳トレできますね^^
曼荼羅アートぬり絵3
(粋な縞文様づくし)
それでは皆様、有難うございました!
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