【判じ絵は面白い】脳トレアートのなぞなぞ・クイズ

【判じ絵は面白い】アートのなぞなぞ・クイズ~「判じ絵」とは

判じ絵「かまわぬ」

判じ絵(はんじえ)とは?

絵で表したなぞ解き。
アートを読み解いて答えを導き出すなぞなぞ、クイズです。

江戸時代の末期に庶民の間で幅広く親しまれ流行しました。

参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
江戸名所判じ物クイズ(国立国会図書館)

浴衣や手ぬぐいの柄としてよく知られている
「鎌○ぬ(かまわぬ)」も、
江戸時代前期から存在する判じ絵の一種
といわれています。

判じ絵「かまわぬ」

鎌+輪+ぬ=鎌輪ぬ=構わぬ

江戸時代に役者文様として流行った「構わぬ(鎌輪ぬ)」
七代目市川団十郎が身に付けた事で流行った柄です。

市川團十郎が流行らせる前にもこの
「構わぬ文」を身に付けた人々がいました。

それが今でいうヤンキーみたいな
「町奴」さんたちです。

ハデハデな格好を好み、
集団で町中を闊歩していました。

「やりたい放題やってやらあ!
俺らに構うんじゃねぇ~~~!!」
的な意味の「構わぬ」だったとか。

そういえば、昭和の暴走族や不良も
学ランやジャンパーに刺繍をしていました。

若い皆さんは読めますか?

「唯我独尊」
「夜露死苦(よろしく)」
「喧嘩上等」
「本気(マジ)」
「阿離我拓(ありがとう)」
「仏恥義理(ぶっちぎり)」
「走死走愛(そうしそうあい)」
「愛羅武勇(アイラブユー)」
「愛死天流(あいしてる)」
「魔苦怒奈流怒(まくどなるど)」
「摩武駄致(まぶだち)」
「鬼魔愚零(きまぐれ)」

などなど。

私はヤンキーではありませんでしたが
ほぼ読めます。笑。

懐かしい・・・

町奴の「かまわぬ」もニュアンスは
昭和のヤンキーさんたちにそっくりです。

ですが、町奴の間で大流行した後
いったんは「構わぬ文様」は衰退。

そして歌舞伎役者の
市川團十郎が身に付けた事により
再びブームが起きたそうです。

この時のニュアンスはちょっと変わります。

市川團十郎はある演目の
浪花の次郎役で身に付け
火消(今の消防士)もこれを身に付けます。

この時代の彼らはヤンキーではなく
ヒーローなんです。

「水火も構わない!
俺たちゃ捨て身で弱いものを助けるぜ」

というカッコイイ「粋な男」として
流行ったという歴史があります。
同じ「かまわぬ」でも
ヤンキーからヒーローへ!

江戸時代の文化ってエスプリが効いていて
めちゃくちゃ面白いんです。

このように判じ絵は江戸時代に入ってから
成熟、完成へと向かいます。

幕末期以降も多くの浮世絵師たちによって
判じ絵が描かれ、大流行しました。

平安時代後期から行われていた
「ことば遊び」の要素
中世以降の様々な「なぞ」の要素

などが組み合わさり形成されたと考えられ
テーマは江戸の名所の地名や、動植物、
台所用品、役者や力士の名前など
色々あって、今の私たちが見ても
すごく面白いです。

いつの時代も大人も子供も
なぞなぞは大好き!

この後に色々載せますので、
ぜひトライしてみてくださいね。

 

【判じ絵は面白い】アートのなぞなぞ・クイズ~「判じ物」とは

歌川重宣「江戸名所はんじもの」

判じ物(はんじもの)とは?

文字や絵画に隠された
意味を当てるなぞ解きのこと

発祥は詳しく判っていないそうですが
平安時代にはすでに似たような遊び
あったようです。

江戸時代の町民文化では
浮世絵で描かれた判じ物が出回るようになり
同じ絵をたくさん刷れるので
庶民が手軽に楽しむようになりました。

当時は「なぞ」と呼ばれていたそうです。

こちらの歌川重宣「江戸名所はんじもの」
は江戸の名所をテーマにしたなぞです。

それぞれの絵が江戸の地名を表しています。

これは後で解きましょう♪

かなり楽しい「脳トレ」になりますよ。

 

【判じ絵は面白い】アートのなぞなぞ・クイズ~「判じ読み」とは

判じ読み(はんじよみ)とは?

文字で表されるなぞ解きです。

字謎(じなぞ)とも呼ばれます。

掛詞を使って表と裏に2つの意味を持たせる
表現法も判じ読みと呼ばれます。

例)
問1:「一斗二升五合」

こたえ:

一斗は五升の倍
二升で「升升」
五合は升の半分なので・・・

「ごしょうばい-ますます-はんじょう」
「ご商売益々繁盛」

 

問2:「春夏冬」

春夏秋冬の中の秋がない
「あきない」

判じて読むと
「商い」

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%A4%E3%81%98%E7%89%A9

みなさん、解けましたか?

わたしは2だけ分かりました^^
おもしろい~♪

 

【判じ絵は面白い】アートのなぞなぞ・クイズ~脳トレ判じ絵

江戸時代の地名ですが
今でも同じ地名があるので
いくつかは解けると思います。

例えば・・・

①「目が黒いお侍さん」は?

②「あ」がしたおならが臭い

③「矢が4本」で?

④「頭が鶴、下半身がキジ」は?

⑤「絵の上に鵜がいます」どこ?

答えは絵の下に・・・

 江戸名所はんじもの / 歌川重宣
江戸名所はんじもの / 歌川重宣

①目黒 ②浅草 ③四ツ谷 ④築地 ⑤上野

____________________________________________

こちらも江戸の名所あてクイズです。

①絵が飛んでいます

②肩に駒が・・・

③赤い羽根は?

④日本の梯子で?

⑤ネギが4本で?

答えは絵の下にあります。

 江戸名所はんじもの 歌川重宣
江戸名所はんじもの 歌川重宣

①江戸橋 ②駒形 ③赤羽根 ④日本橋 ⑤根岸

 

解けましたか?
その他の答えはこちらにあります。

参考:江戸名所判じ物クイズ

 

【判じ絵は面白い】アートのなぞなぞ・クイズ~子供も簡単面白い脳トレ判じ絵

 

へ+ひ+‘‘

 

 

=へび

 

 

 

お茶をたてているガマガエル

 

=茶釜

 

目が水の字

 

水が目
=みずがめ

 

 

【判じ絵は面白い】アートのなぞなぞ・クイズ~大人も面白い脳トレ判じ絵

歯+さかさまの猫

 

=は・こね=箱根

 

釜を切っている

 

=かまきり

象+金太郎の上半身

 

=ぞうきん

 

最後に、生き物クイズです。
この絵にかくれている
5つの生き物は?

 

 

答えは・・・

 

・ 頬(ほう)に棒(ぼう)
「ホウボウ」

・太鼓(たいこ)の真ん中がない
「タコ」

・屁(へ)に火(ひ)に濁点
「ヘビ」

・矢(や)を子守りしている
「ヤモリ」

・対面(たいめん)しているふたりの上半身
「タイ」

 

 

【判じ絵は面白い】アートのなぞなぞ・クイズ~まとめ

いかがでしたか?

今日のお題は結構いい
「脳トレ」になったと思います。

本日のまとめ

判じ絵とは?
絵で表したなぞ解き。
アートを読み解くなぞなぞ、クイズです。

こうやって、アートに触れていると

江戸時代も今もあんまり変わらないんだ!
って思えます。

世界も近く感じます。

アートは時も空間も超えて
人々を平和に結び付ける力があります。

私達のご先祖様を、ちょっと
身近に感じてもらえたら幸いです。

そしてゆくゆくは
世界平和にもつながればいいなぁ
と思って日々活動しております。

美術館でも「判じ絵展」は
時々あるかもしれませんので
近くでイベントがあれば
親子でぜひ足を運んでみてくださいね。

ではまた、お会いしましょう。

Thank you にゃん♪

 

参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
江戸名所判じ物クイズ(国立国会図書館)など

 

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ABOUT US

JOFAアートスクール校長
はじめまして。 マルチアーティストの松尾まさこと申します。 私は「アートで社会貢献!」を目指し JOFAアートスクール校長として 国内外で作家活動やアートを教える活動をしています。 「脳トレになる曼荼羅アート」では、皆さんと一緒に「アートで健康になる」ことを目的に書いています。脳トレ、癒し、ストレスをセルフコントロールできる素晴らしい「曼荼羅アート」の技法、絵が苦手でも簡単に書けるようになるお絵かきのコツ、アートが好きになる楽しい情報を幅広く発信しています。是非お楽しみくださいね。